俺の学校にはある都市伝説がある。
それは廊下に6時40分～6時50分まで絶対出てはいけないという暗黙の了解の絶対ルールでして、
その間の時間は教室にいなければならないのだった。
俺は部活の用事で先輩と部室にいたのだが、
6時40分ぐらいになって俺はやることをきっちりと終わらせたから
「帰りまーす」と言って帰ろうとしたら、
「待て出るな」って凄い怒鳴られた。

ここで目ぇ覚ましたが、今日続きを見そうで不安なんや……

こえええええてえてええ

朝早いな

こええ
寝て夢の報告よろ

じゃあ試しに誰か出してみよーぜ

先輩を贄にしなければアカンの？

怖いけどもう眠い…おやすみ…

あつおで報告しとく

夕方の6時あたりか
昼と夜の境界だね
古から魑魅魍魎が沸く時間
たそがれどきっていうのは
誰そ彼時

相手がこの世のものなのか判断しにくい時間帯

っわぁ夕闇通り探検隊

続き気になる
たまに前に見た夢の続きって見るよね

6時40分～6時50分って夜？
あんま遅くまで部活にハゲむなよ
この、ハゲーーーーーっ！
ちーがーう（違う）だーろーーーっ！

すまん忙しかったから書き込むの遅れた。
約5時間前に起きたばかりだ。

このスレ建てたせいか夢の続きを見たから書き込んでいくよ

先輩と暗い部室に一緒にいて
「えっ何ですか？」って聞き返した。
「おまえしゃがめや。」
頭を掴まれて無理やりしゃがまされた。
部室は廊下につながる窓がいっぱいあり、廊下が見える構造になっている。
それは廊下から部室内がまる見えであるとも言える。
先輩「今目があったら死ぬ。目を合わせんように廊下覗け」
俺「ファッ？」

廊下を覗いてみたら、蜥蜴とカエルと人と虫が混ざったような生き物がいた。
体高はおよそ2メートル、体長は教室より長い

しかもそれが人の頭と腕を咥えていた。

頭はグシャグシャで面影ないから誰だかわからんし、化物の口元から赤黒い液体がぶしゃぶしゃしてキモくてキモくて
俺「え、先輩やばくないスカ」
先輩「まぁた新高1が死んだかよ…これで13人目ぐらいか」

「へ？」
「いや死んでんだろ明らかに」
「警察ですよね」
「信用しないよ」
「おかしいですよね」
「目ぇ合わせたら教室ぶち破るぞあのサイズは」
「いや先輩知ってるんスカ」

親が殴らせろって言ってきて殴ってったから少し遅れた

「おま、知ってるも何も遅くまでいるやつの暗黙の了解だろ」
「いや、今までこの時間まで残んなかったですけど」
「これを知らないやつは食い殺されるぞ。いいか、6時40分から6時50分の間は廊下を出るな」
「都市伝説かと思ってたし、そもそも知らなかったです。」
「俺は部室によく長居していたから知ってんだよ。」
でかい蜥蜴？はのっしのっし人の血肉を滴らせながら帰ってった。
でもよく廊下を見ると大～小の生き物がいるように見える。
先輩「出たら食い殺されっからここでおとなしくしてろ。あっケータイは圏外になってるからな。」
ケータイはそもそもつかなかった。いじり過ぎで電池切れだ。
先輩「ジャンプ読むか？」
カバンの中からジャンプを貸してくれた。今週の号だった。

読むか…と思ったけど読む気にはなれない。
すぐ後ろ、廊下から吐息が聞こえる。
「先輩って今まで死んだ人知ってるんですか？というかなんで他には知られないんですか？」
「あいつらは多分、身体を喰うと同時に喰われたやつに関わる記憶みたいなやつも消すっぽい」
「どういうことですか？」
「誰かが喰われる現場を見ない限り忘れちまうんだ。思い出とか」

忙しくなったのでまた今度に書こうと思う
続きは先輩に言われたとおりにメモに書いてる。忘れることはない